Taste of Japan

Close Up Chef 前友 章宏 Maetomo Akihiro

Close Up Chef 前友 章宏 Maetomo Akihiro

Profile 2016年 ~ 竹葉亭シンガポール UEスクエア店 料理長として勤務


Interview


Q:料理人になるきっかけ、経緯は?
A:料理を食べるのが好きで、調理にも興味があったので、学生時代は飲食店でアルバイトをしておりました。
その時の料理長が大阪の調理師学校の卒業生でした。
その影響もあり大阪の調理師学校に入学して、その後料理人の道へ進みました。
Q:日本料理を作るうえでこだわっている点はありますか?
A:旬の食材同士を、その食材が生きるように組み合わせて調理し、 美しく盛り付ける事です。
日本料理の基本の出しは、一番美味しい状態でご提供する為、ご注文を頂いてからその都度出しを取っています。
Q:海外(シンガポール)で日本料理を作る上での問題点や工夫などありますか?
A:海外で日本料理を作るうえでまず気を遣うのが、日本食材の手配です。
シンガポールは日本食材を手に入れやすい国ですが、 自分で市場に出向いて選ぶことが出来ない為、こまめに市場の方と連絡を取り合って、 良い食材を送っていただいています。
そして、現地スタッフの指導も完成した料理を作る上で、重要になってくると思います。"
Q:現地のお客様の日本料理に対する反応はいかがですか?(海外ならではエピソードなど)
A:現地のお客様への日本料理に対する反応は大変良いと思います。
現地のお客様で、週3日~4日は和食を食べられる方も多々おられます。
Q:今後、どんなお店にしていきたいですか?どんな挑戦をして行きたいですか?
A:さらに食材、料理を追求し、私の料理を求めてご来店されるお客様で賑わうお店にしていきたいです。

Q:海外で仕事をする経緯は?
A:「シンガポールで日本料理店の料理人を探している」と話がありました。
最初はそれほど興味はなかったのですが、実際に現地を下見させていただき、 海外勤務に興味をもったのがきっかけです。
Q:こだわりの食材はありますか?または現地ならではの食材などありますか?
A:ほぼ日本からのこだわった食材を使用しておりますが、特に看板料理の鰻には力を入れています。
日本から厳選した活きた鰻を輸入して、専用の大型水槽で泳がせてストレスを軽減させます。
そうする事で身が柔らかくなり、食べた時の食感も良くなります。
そして、毎朝その日使用する分の鰻を割き、丁寧に炭火で焼き上げます。
Q:日本料理を通じて伝えたいことは?
A:日本料理を通じて、日本の四季や文化、そしておもてなしの心など、もっと日本に興味をもってもらえればと思います。
Q:いま世界が日本食の魅力を認めているのはなぜだと思いますか?
A:日本食は「美味しい・ヘルシー・安全」といったイメージがあり、 バラエティーの豊富さや、日本人のおもてなしが魅力になっているのではないでしょうか。
Q:世界の方に伝えたいメッセージ
A:日本料理店に足を運んでいただき、旬の食材を使った料理や、着物を着た仲居の接客を通じて、日本の素晴らしさを世界の方に知っていただけるきっかけになれば幸いです。

Profile


生年月日(年齢)1981年11月6日 (35歳)
出身地 広島
2007年 ~ 2011年 株式会社 東京竹葉亭 西宮店 勤務 ※2011年ミシュラン一ッ星獲得
2011年 ~ 2012年 日本人会シンガポール 茜(竹葉亭運営) 料理長として勤務
2012年 ~ 2016年 竹葉亭シンガポール インターコンチネンタルホテル店 料理長として勤務
2016年 ~ 竹葉亭シンガポール UEスクエア店 料理長として勤務


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