
果物
見目麗しく、味わいも世界に誇る逸品
甘くておいしい日本のフルーツたち

日本では古くから、柿や梨、桃などのフルーツに親しんできました。明治(1800年代後半)以降、海外から多くの品種が導入され、日本の風土に合わせて生産されるようになりました。
日本のフルーツは見た目も美しく、糖度が高いのが特長です。それは生産者が時間と費用を惜しまずに特長と季節性を綿密に調べ、ときには改良を重ね、ていねいに育んできたからです。生産量よりも品質を優先してきた努力が、甘くてみずみずしく、美しいフルーツを生み出しているのです。
最適な収穫時期を見極めて

フルーツに栄養をもたらし、おいしく育てるためには、夏と冬の寒暖差、豊富で上質な水が何よりも大切な要素です。自然の恵みをたっぷり受けながら、四季や気候に応じて、さまざまなフルーツが1年を通して旬を迎えます。
また、最適な時期を見極めて収穫することも、フレッシュでおいしいフルーツを消費者にお届けできる理由のひとつです。大きさや重さ、完熟度などの見極めと判断力は、豊富な経験を持つ熟練の生産者だからこそできることなのです。
先進の生産技術と輸送法

フルーツはデリケートなため、輸送中に傷んでしまうことがあります。しかし、コンピュータ制御のレーザースキャンで酸度や糖度、重さを測定する手法を導入し、到着時に最適な状態で楽しめるよう配慮されています。また、箱や容器のデザイン、衝撃から守る緩衝材などさまざまな工夫が取り入れられています。
完熟状態で美しく包装されたフルーツは、日本はもちろん海外でも高級な贈答品として高く評価されています。
海外へ輸出される日本の果実

品質・安全性にすぐれた日本のフルーツは海外でも注目を集め、現地で生産されているフルーツと差別化されているほどです。なかでも人気なのが、りんご、みかんをはじめとする柑橘類、梨、桃、ぶどうです。東南アジア諸国を中心に輸出が盛んです。
果物についてのより詳しい情報はJFOODOのウェブサイトをご確認ください。
https://fruits-jfoodo.jetro.go.jp/index.html